沖縄伝統菓子ムーチー(鬼餅)は”きな粉・きなこ味”が美味い!2016年ぜひ作って食べ欲しい新味のムーチーを作ってみた。

今朝、起きて布団から出たらビックリした。

今年2016年で一番寒い!ブルブル震えた。

決して成人式で荒れた若者に怯えたわけではない。

う~冷える朝が、これはムーチービーサーだな。

こんな寒い日は暖房で温まるんじゃなくて、もっと沖縄らしい暖を取る方法がある。

よし、ムーチー(鬼餅)作ろう!

ムーチーとは(Wikipediaより)

ムーチー(餅、鬼餅)は、沖縄県で食される菓子の一種。「餅」の沖縄方言であり、サンニン(月桃)の葉で巻くことから「カーサムーチー」と呼ばれることもある。

近所のスーパーマーケットで材料を買ってきて早速作り始める。

作り方レシピは検索すれば出てくるし、目分量でも良いけど、

もち粉の裏にも書いてあるから書かれたとおりに作れば失敗はしない。

ただ、今年は荒れた成人式に触発されて、

ちょっと自分も羽目をはずしてみようとイタズラ心に火が点いた。

2016年は新しいことにチャレンジしてみようと思う。

それはムーチー(鬼餅)でも同様なのだ。

我が家では2015年まで、

  • 白ムーチー(プレーン)
  • 黒糖ムーチー
  • 紅芋ムーチー

この3種類のムーチーが定番だった。

そこへ、今年は新しく新味を加えてみた

これが、、、大成功だった!

ぜひぜひ、この味を試して欲しい。超旨いから。まいう~!と叫びそうになる。

Yahoo!検索でチェックしても、それほど件数が出てこないからまだ浸透していないらしい。

その味とは・・・

きな粉ムーチー(鬼餅)!

そう、

きなこ味のムーチー(鬼餅)!

今まで、我が家では

無味の白ムーチーに黒糖シロップを垂らし、きな粉をまぶして食べていた

が・・・、

きな粉を大量に混ぜてしまえ!

と成人式で暴徒化した野郎どもと同じテンションで作ってみたら超ウマイ(笑)!

沖縄の伝統菓子の新味きなこ味のムーチー(鬼餅)

沖縄の伝統菓子の新味きなこ味のムーチー(鬼餅)

黒糖や紅芋の代わりに”きな粉”使うだけ、代用するだけ以上。

月桃(ゲットウ・サンニンとも)の香りとも相性がバッチリ

きな粉ムーチー!

きなこ味ムーチー!

超旨い(笑)!

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沖縄伝統菓子ムーチー(鬼餅)は”きな粉”味が超旨いぞ!

月桃(げっとう)の葉を刈り取り綺麗に洗う

月桃(げっとう)の葉を刈り取り綺麗に洗う

まず、ムーチー(鬼餅)に欠かせないサンニンの葉・月桃の葉を刈り取る。

もうこれだけでクタクタに疲れ、さらに洗う作業で汗が噴き出してきた。

この時点でポカポカ温かくなったので中止してもいいけど材料を買ったから作ろう。

鍋の中で粉黒糖ともち粉を混ぜあわせる

鍋の中で粉黒糖ともち粉を混ぜあわせる

まずは定番の、絶対に欠かせない黒糖味のムーチーを作る。

もち粉と黒糖パウダー、それに砂糖、グラニュー糖とか、

キビ糖とかを水を加えながら混ぜあわせる。

※もち粉の裏には耳たぶくらいの固さって書いてある。

水を入れ過ぎて脇腹ぐらいの柔らかさになってしまった黒糖ムーチー

水を入れ過ぎて脇腹ぐらいの柔らかさになってしまった黒糖ムーチー

なんと、気合を入れすぎて水まで入れ過ぎた(笑)!

柔らかすぎ!これじゃムーチー作れんだろ(笑)!

とりあえず現実から目をそらすためにフタをして横へ置いとく。

紅芋パウダーと、もち粉を混ぜ合わせる様子

紅芋パウダーと、もち粉を混ぜ合わせる様子

2016年のしょっぱなからズッコケてしまったが、同じ失敗は二度と繰り返さないぞ!

次も定番の紅芋ムーチーを作るために紅芋パウダーと、もち粉を混ぜ合わせる!

水分が少なめの紅芋ムーチー蒸す前の段階

水分が少なめの紅芋ムーチー蒸す前の段階

ツブツブは黒糖ムーチーの残りカスである。見た目は、、、正直悪いが味はウマイよ。

面倒くさいから鍋は洗わずに次の味に移るとこうなってしまうという見本だ。

きな粉、もち粉を混ぜ合わせる

きな粉、もち粉を混ぜ合わせる

さて、無味の白ムーチーは真っ白だからスルーする。

最後に”きな粉ムーチー”をこねる。大豆の香りが食欲をそそる。

この時点で半袖ショートパンツだから温かくなるという目的は達成している。

水分量も固さ・粘り気もバッチリのきな粉ムーチー

水分量も固さ・粘り気もバッチリのきな粉ムーチー

最後の最後でバッチリとした水分量・固さに仕上がった。

あとは、蒸すだけ!

が、しかし!大失態!大失敗!ここにきてか!?

あとは最終工程の蒸すだけ!という段階でやっちまった!

月桃の葉で包んだ状態で味で分けるための、色付きビニール紐を買ってねえ(笑)!

つまり、

捏ねたムーチーを月桃の葉で包む

捏ねたムーチーを月桃の葉で包む

茶色の輪ゴムで留めて蒸したら・・・どれがどの味のムーチーなのか分からん(笑)!ま、いいか。

蒸し器・鍋に並べて30分ほど蒸す

蒸し器・鍋に並べて30分ほど蒸す

この時、額からは汗が流れてタオルで拭いていた。もう、、、暑いぐらい。

それでも失敗にめげずに最後の蒸す作業を黙々と、淡々とこなすのみ。

ムーチーを包んだ月桃を蒸す

ムーチーを包んだ月桃を蒸す

熱々に蒸すことで色が変わっていく月桃の葉をジーッと見つめる数十分。

徐々に月桃の香りとムーチーの香りが沸き立つ

徐々に月桃の香りとムーチーの香りが沸き立つ

汗だくだくで月桃の葉を見つめる。

その横で・・・

(;´゚д゚`)ええ!?

小さい手が余った紅芋ムーチーに忍び寄る

小さい手が余った紅芋ムーチーに忍び寄る

小さい手が余った紅芋ムーチーに忍び寄る・・・。

ま、別にいいけど。そして、

粘土のようにこねくり回される紅芋ムーチー

粘土のようにこねくり回される紅芋ムーチー

粘土じゃねえよ(笑)!まるで”おままごと”の延長のように扱われる可哀想な紅芋ムーチー。

祖母・お婆ちゃんと孫の共同作業

祖母・お婆ちゃんと孫の共同作業

お婆ちゃんと一緒に人生で初めてのムーチーを作るそうだ。

月桃の葉に紅芋ムーチーを敷く

月桃の葉に紅芋ムーチーを敷く

楽しそうに紅芋ムーチーを月桃にセッティングしている。

遊びの延長でできるムーチー作りは最高に楽しい

遊びの延長でできるムーチー作りは最高に楽しい

遊びの延長でできるムーチー作りは最高に楽しいらしい。

蒸しあがったムーチー(鬼餅)を取り出す

蒸しあがったムーチー(鬼餅)を取り出す

あのなぁ、ムーチー(鬼餅)作りは人間と鬼との命の取り合いなんだ、

やるか・やられるかという殺し合いなんだ!と説教しようとしたところで蒸しあがった。

黒糖ムーチーの月桃の葉を外す

黒糖ムーチーの月桃の葉を外す

うちわであおいで粗熱をとり、恐る恐る、月桃の葉を削いでいくと・・・、

熱々の黒糖ムーチーが出てきた!

熱々の黒糖ムーチーが出てきた!

熱々の黒糖ムーチーが出てきた!柔らかすぎたから心配だったけど大丈夫だ!

出来立てホヤホヤの黒糖ムーチー!

出来立てホヤホヤの黒糖ムーチー!

熱々の出来立て黒糖ムーチー!本当は1日はおいとくといいけど、出来立てもウマイぞ!

蒸しあがった紅芋ムーチー

蒸しあがった紅芋ムーチー

紅芋ムーチーも普通にウマイ(笑)!

さあ、あとは

きなこ味のムーチー

を残すのみ・・・。

きな粉味のムーチー(鬼餅)を食べる

きな粉味のムーチー(鬼餅)を食べる

色は黒糖ムーチーと似ている”きなこムーチー”の味は・・・

美味い(๑´ڡ`๑)!

黒糖ムーチーより、紅芋ムーチーよりも美味い(笑)!

月桃の香りと、きな粉・大豆の香りが最高にバッチリ組み合ってる!

これ、ムーチー作りしてる商店とかも作ったら絶対に売れるよ!

※2016年1月11日の段階ではそれほど検索されないからな。

大量に食べ残したムーチー(鬼餅)

大量に食べ残したムーチー(鬼餅)

さて、この大量に残ったムーチーで1月をのり切ろう。