※このページの記事はネタである。
ある分野で一人前になるためには、
だいたい10年の期間を費やす必要があるという。
最低でもそれほどの時間を投資しないと一人前にはなれないと。
職人の域、一流のスペシャリストになるための最低条件が10年・・・
1万時間だとして、毎日2.5から3時間の継続で約10年・・・
何事もこれぐらい取り組まないとプロにはなれん、というのが常識らしい。
まあ、継続が命、諦めず実直に続ける、でも、頑張るという意識じゃなく楽しむ感じで取り組めば、10年なんてあっという間の時間なのかもしれない。
10年か、今現在から10年前を振り返ってみると想像もしなかった出来事が起こっていることを考えると、常識が常識じゃなくなっていても不思議じゃないかもしれない。
というわけで今回、敢えて常識に逆らってみようと思った。
1万時間?10年?
たぶん、干物か化石になっている自信はあるけれど、待てない。
1万時間?10年?
いやいやいや、1ヶ月、夏休み期間中に到達できないものか・・・
夏休みに毎日、絵を描き続けたら、巨匠と呼ばれる画家になれはしないか
今回、お菓子を餌に、とある未来の巨匠に協力を依頼。
うまい棒、きなこ棒、グミ、ゼリー、カキ氷、アイスクリーム、ありとあらゆる甘い駄菓子で釣ってみた。
『夏休みで生まれ変わりたくないかい(΄◞ิ౪◟ิ‵ )?』
夏休み突入前の計画表スケジュールに悪巧みのメスで切り込んでみようと思った。
宿題の時間を、絵を描く時間(実際はお菓子の時間)と交換してみよう、と持ちかけた。
『お菓子?うん、いいよヾ(o´∀`o)ノわぁーい♪』
交渉成立(笑)!
この時、勉強(学習塾や宿題)を嫌がる子どもには積極的にお菓子を利用する手もありなんじゃないか、と自分の小学生時代を思い出していた。
夏休み、毎日欠かさず絵を描いたら巨匠と呼ばれる画家になれるのか?1万時間の壁をワープできるのか試したら
画材は家の中にある適当なモノ(笑)、落書き帳ノートに好き勝手に毎日描いてくれ、と頼んでみた。
※この実験チャレンジには自分も参加してみたが、見事に三日坊主となり早々に脱落してしまった(汗)。
以下、描かれた作品を掲載してみる。
多分、ドラゴンボールのつもりで描かれた玉だと思う。いや、妖怪ウォッチのアイテムなのか、詳細は聞かないようにした。
『夏休みの絵日記って感じで描けばいいんじゃないのか?』というアドバイスを参考に、その日の天気を盛り込んだりしていたけれど結局は続かなかった貴重な太陽と雲。
アニメ・ゲゲゲの鬼太郎を見た後に描かれたと思われるキャラたち。
自分の小学校時代と比べると、、、競り合ってるレベルの絵だな
家の中にカタツムリが迷い込んだ後の絵、なのかもしれない。
よくあるよね、子どもの、楽しそうな絵、ドラマで出てきそう。もし子どもがこんな絵を描いたら、ありきたりね、じゃなく、うん、うちの子は普通だ、と安心してもいいかもしれない。
シンデレラ?お姫様?になんで髭が生えてるの?多分、バカ殿・志村けんを描いたのかもしれない。
これは間違いなくドラゴンボールの孫悟空とベジータらしき人物だと思う。
ベジータ!
これは、確実に笑ってるね
蛍光ペンはいいよ、鉛筆に飽きてきたら蛍光ペン、またはクレヨン・クーピーがいい。絵の具は片付けが面倒くさすぎる。
蛍光ペンの絵はイキイキしてるように見える。
これは・・・夏休みなのにどこにも連れて行ってもらえないストレスが、家を牢屋に見立てた絵、なのか・・
ルンルンルンッ!?
く、クリリン!?いや、違うか
やっぱクリリンじゃん(笑)!
ポケモンGOのニュースを見て描いたと思われるキャラクター
これは・・・クレヨンしんちゃんロボとーちゃん!?
子どもは大人をよく観察しているから身だしなみには気をつけようという1枚。
クックルンの中の1人だと思う少女。ウインクの描き方なんて誰に教わったのか、子どもは怖い。
ん?夏休みの間に耳の描き方が変わってる!?
アンパンマン風の絵?
やっぱりお菓子を食べながらの絵が一番イキイキしてるような気がする。お菓子は正義、甘いは活用するべきなのかもしれない。
こんな家に住みたいな?
ジャムおじさんのパン工場に違いない。
2学期が始まった。
提案しといて自分が当チャレンジをすっかり忘れてしまうという恥ずかしいことをしてしまったが、
ほっといても勝手に描いていてくれた
らしい絵もたくさんある。
結果なんだけど、夏休みの1ヶ月で巨匠の画家の域に達するのは絶対に無理だと分かった。
けれど、継続する秘訣・コツは頑張るんじゃなくて楽しむことだと分かった。
1万時間、10年を頑張って続けるんじゃなく、気がついたら10年が過ぎていた、ぐらいなのが理想なのかもしれない。
お菓子を使って宿題をやらせるという方法は意外と使えるかもしれないけれど、そのあとの虫歯の脅威を考えると怖い、ね。