靴の寿命は靴底ソールの剥がれだけじゃない!経年劣化でカチカチに固くなるソール硬化は、怪我や骨折、最悪は命を危険にさらす脅威だぞ!

”靴は飾るものじゃない、履くものだ”

これは名言だ。

で、誰が言った?

自分で作った名言だ。

それは、以下の経験から生まれた名言だ。

※リンク先をクリックして読んでみてくれ

お気に入りの靴ニューバランス(new balance)M574を買ったはいいが、もったいぶって履かずに飾っていた。

そろそろ履いてみようか、と使用したその日に靴底ソールが剥がれてしまった。

接着ボンドが経年劣化で弱っていたらしい。

購入して履かないまま4,5年が経過、初めて履いたら十数歩で剥がれてしまった。

とても勉強になった、靴は飾らずに履け!と。

どうせ剥がれるなら履きつぶして剥がれたほうが靴だってきっと喜ぶだろう。

”どうせ飾るなら履きつぶしてから飾ろう”

世の中のスニーカーコレクターが所持している中にも、きっとすぐにソールが剥がれる靴があるはず。

”靴は履いてこそ靴、履かない靴は靴じゃない、とても儚い・・・”

これは失敗作(笑)。

そもそも格安ラインの靴を買ってんだからしょうがねえ、と諦めればよさそうだが(笑)。

さて、8月のとある日、家の中をプチ大掃除した。

大掃除

大掃除

なんでこのタイミングで大掃除よ?

実は、猛暑が続いて汗を拭くタオルが足りない、洗濯が間に合わないため、もらったまま使っていないタオルがないか探すついでの掃除(笑)。

すると、無事にタオルは見つかり、さらにオマケに懐かしい靴まで出てきた。

※この靴の登場で名言が増えることになる・・・

十数年前に購入した靴・スニーカーlotto(ロット)が大掃除で出てきた(笑)

十数年前に購入した靴・スニーカーlotto(ロット)が大掃除で出てきた(笑)

十数年前に購入した靴・スニーカーlotto(ロット)!

自分、こんな靴を買って履いてたんだ、記憶からすっかり抜け落ちていたよ。

ロット(lotto)は1973年に創業したイタリアのスポーツアパレルメーカーである。シンボルは「ダブルダイヤモンド」。現在110ヶ国以上の国の選手、チームで使用されている

1973年にイタリア北部のトレビゾ州モンテベルーナで、サッカー、テニスに特化したシューズブランドとして誕生。

世界で初めて唯一、紐なしのスパイクシューズを開発している。また、ブランドマークの「ダブルダイヤモンド」は最高峰の証として、今もなお幅広く認知されている。

2015年には、ミスイタリアの公式スポンサーに協賛し、イタリア国内外からも話題を集める。近年はサッカーやテニスにとどまらず、フィットネス、ランニング分野にも事業を広げる一方、欧州、北米、南米、アジア等でも事業を展開。lottoブランドによる肌着、文房具、化粧品も製造・販売されている。

ウィキペディア https://goo.gl/gkMVhr

え?イタリアのメーカーなんだ、通りでオシャレ(※今知った)。

いつ購入したのかは覚えていないけど、履いていたことだけは覚えている。たしか、友人たちとの町の体育館でやるバドミントンやバレー用だったかな。

日本製とは違ったイタリアの靴らしいシンプルだけどカッコいいデザイン

日本製とは違ったイタリアの靴らしいシンプルだけどカッコいいデザイン

デザインに一目惚れして即買いしたのを覚えている。そして安かったから(笑)。

 

そうだ!ちょうど今使っている運動靴がすり減って滑るようになって、買い換えようかと思っていたので代わりに使おう!

ルンルンルン、なんだか部屋の中で失くしたお金が出てきたときみたいな嬉しさで胸いっぱい、どれどれ、久しぶりに履き心地を試してみようと足を入れた。

だが、その選択は間違いだったとはこの時の自分は知らなかった・・・

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靴の寿命はソール剥がれだけじゃない!怪我の危険、命の危険もある恐ろしい硬化に気をつけよ!

虫食いはなく生地も傷んでいないのでまだ履けそうな感じがする

虫食いはなく生地も傷んでいないのでまだ履けそうな感じがする

お!?なんか良い感じ、悪くないよ、サイズもピッタリ、自分の足は大きくも縮んでもいなかった(笑)。

遊び仲間の就職や転職などでバラバラになってから履かなくなって10年以上が経過しているが、まだまだ履けそうな状態。

へへへ、と半笑いで歩き出した。

歩きだす人間のシルエット・イラスト

歩きだす人間のシルエット・イラスト

その時だった。

ツルンッ!

転んだ人間のシルエット・イラスト

転んだ人間のシルエット・イラスト

バタンッ!

え?えええ???

一瞬、何が起きたのか把握できなかった。

この歳になってこんなに豪快に転ぶか?ってなぐらいに滑ってスッテンコロリンと倒れてしまった(汗)。

まだ玄関を出てすぐ、家の敷地内だったからよかったものの、街中だったら道路に飛び出てクルマに轢かれていたかもしれない。

イラストにすると可愛らしいが、一歩間違うと、そう、ホントに第一歩をもっと大きく踏み出していたら、、、

歯や手の骨を折っていたかもしれないぐらい豪快な滑り方だった。

いや、

打ち所が悪ければ死んでいたかもしれない。

漫画で転ぶ姿を描いたような転び方だった。

とっさに原因として疑ったのは、地面に落ちているであろう物体!そう、バナナの皮を踏みつけたのだろう!と犯人を決めつけた!

島バナナ食べた数日後だったし。

バナナの皮のイラスト

バナナの皮のイラスト

だが、振り返って地面を見ても何もなかった。そう、何も・・・

※この時、立ってはいない、転んで起き上がって女座りの大勢(笑)

は!?意味が分からない、誰かが足を掛けたのか?いや、誰もいない。油がこぼれても・・・いない。

ふと靴の裏を見てみると、何も付いていない。

カッチカチに固く硬化した靴底ソール

カッチカチに固く硬化した靴底ソール

どういうことだろうか、と手で靴底ソールを触った時だった、

カッチカチやないか((;゚Д゚)!

石のようにカチコチに固まった靴底ソール

石のようにカチコチに固まった靴底ソール

まるで石?プラスチック?ゲンコツで叩くとコツコツと音がするほどカッチカチに固くなってる!

たいしてすり減ってもいない靴底ソールが、カッチカチに硬くなっていた!

転んだ原因、滑った犯人が判明した!靴そのもの、靴底ソールの経年劣化による硬化だったのだー!

尋常じゃない硬さ(笑)!

凍らせたバナナで釘が打てるように、この靴でも打てそうな気がする(笑)!

もしかして武器にも使えるんじゃないか?スライム程度ならこの靴底の一撃で倒せそうだ(笑)!

犯人がわかったところで、注意しながら立ち上がり歩き出してみると、

ローラーシューズで滑る女性のイラスト

ローラーシューズで滑る女性のイラスト

生まれたばかりの子鹿のように足がブルブルガクガクとおっかなびっくりで立ち上がると、まるで靴底全体がローラーのような、氷の上を歩いているような感覚、これは危険だ!

ありえん!靴の底ってほっといたらこんなカッチンコッチンになるんかいな!って、もうさ、目が点っていうか、

スニーカーlottoロットのロゴマーク

スニーカーlottoロットのロゴマーク

ロットのロゴマークみたいになってた(笑)

所々が経年劣化で剥げたり水分を失いヒビ割れたりしている。

所々が経年劣化で剥げたり水分を失いヒビ割れたりしている。

よく見てみると樹脂部分は水分が蒸発してヒビ割れていたりするし、そもそも靴自体の寿命なんだろうな、と理解した。

この状態では修理・リペアなんて到底無理そうだな、滑り止め用シールを貼ったら履けるかな?と考えたけれど、

 

そこまでして履くこともないかな・・・

石のようにカチコチに固まった靴底ソール

石のようにカチコチに固まった靴底ソール

ソールの硬化、末恐ろしいと感じた瞬間だった。

靴の寿命はソールの剥がれだけじゃなく、カチコチに固くなる硬化もあるのだと知った日だった。

と同時に、命の危険も感じた、

人はいつ死ぬか分からん、靴を履いて死ぬこともある、やりたかったことはすぐやるべきだ

と勉強にもなった(笑)。