沖縄そば屋には行ってないけど家では月に3,4回は食べている。
沖縄そばを食べてないから、つけ麺やラーメンを食べているってわけでもない。
理由はなく、ただ麺類を食べなかっただけ。
あ、スパゲティは食べてるな。あれ?今年は沖縄そばよりスパゲティを食べてるな(汗)。
ってことで、なんだか食べたいなあ、そうだ買ってこよう、近所のサンエーに行ってみよう!
買い物袋も持たず、ビニール袋に入れた沖縄そばをぶら下げて帰宅。
袋が3つ。ひとつで2人前だから6人分。
朝昼晩の一日三食だと食い過ぎだから夜だけでも一週間か。
「太りそうだな」と、ベルトの上に乗った贅肉をさすりながらつぶやく。
麺は「サン食品」と「うるま御膳」の二種類。
サン食品 本場 沖縄そば
コシの強さと風味にこだわった味わい豊かな麺です。
※サン食品は沖縄そば手作り体験教室も開いている。
予約問い合わせはホームページまでhttps://sun-foods.net/
手作り体験教室、自分で作ったら美味いだろうなー
うるま御膳 ふるさとの味 (みやーく)宮古そば
島の長い歴史で培った宮古そばの麺のこだわりをどうぞご賞味ください。
そばを食べるシーサーの吹き出し「みんなもふぁいみーる。(食べてみて)」
沖縄そばと一括りにするとウチナンチュに怒られるかもしれない、というは、麺の太さ・縮れ具合など地域で異なるからで、地元のそばにこだわりを持ってる人はいるわけ。
自分は麺にこだわりはなく、どんなタイプでも美味しく食べるのだけど、父は太い平麺だと機嫌が悪くなって食べない
また、細い麺(または太い)じゃなきゃ嫌だ!という子どももいるって知って食感って大事だなあと感じた。
それじゃあ準備に取り掛かろう。
豚肉を煮込んで肉汁スープを作るなど家で食べる沖縄そばでも手を抜かない、時もあるのさ
鍋を火にかける。
はい?鍋の中には何がある?
それは、
肉の塊!デッカイ豚肉をグツグツ茹でる!何時間もグツグツ、グツグツ!
そして茹でこぼすと、再び茹でる!さあこぼして、、、さらに茹でる!
3,4回は繰り返す!この作業だけで休日が潰れる!いや、潰れるという言い方はダメだ、丸一日を使って豚肉を愛でる!なんて幸せなんだ!
脂を徹底的に削ぎ落とした肉を切り取り、別鍋に移して塩などちょっとだけの調味料で味付けしたスープを作る!
豚肉で出汁を取り、ちょいと味の素を足して完成だ。家で食べる沖縄そばには各家庭の味付けがある。正解や間違いなどない。
豚肉をさらに別の鍋に移して醤油・みりん・酒などで染め上げる。
さらにフライパンでカリカリに焼いて食感用の豚肉も仕上げておく。
※肉汁スープは当日は使わずひと晩寝かせて脂を浮かせ取り除くと透明度が増す。これは我が家のやり方で沖縄そば屋さんだともっと効率的にやるはず。
さあ、スープが完成!
と、実は麺を買ってくる前に終わっている作業であった・・・(汗)。
サン食品の”本場 沖縄そば”(ゆで)麺を湯通ししてさ、
器に移してスープをかけて肉を載せたら完成さあ!
紅しょうが、ネギ、七味唐辛子やコーレーグースは加えない超シンプルな沖縄そば。
だがしかし!「このソバはイヤ!」という麺にうるさい子ども(噛んだ時の食感に好き嫌いがあるらしい。こればっかりは数種類の麺を買ってきて試さないとね)には、
うるま御膳の(みやーく)宮古そば麺を湯通ししてお出しするのだ!
好きな麺がなくなると争奪戦が起きて殴り合いのケンカに発展することもあるとかないとか、沖縄そば戦争が各家庭で起きているかもしれない、怖い怖い。
こんな感じで外出せずとも自宅で沖縄そばを食べている日々、なのであった・・・。(はあ、久しぶりに食べに行きたいな)