那覇市内で、某・新店舗オープンの知らせを耳にした瞬間、無性に
「沖縄そばが食いてえ!」
という欲求にかられて近所のスーパーで買ってきた。
半額シール(笑)
いや、別に恥ずかしくもなんともない。
買った当日に食べる予定なんだし、まあ翌日以降に食べるとしても半額ならいっか、ぐらいの気持ちで買う。
正直に書こう。
実は、スーパーの半額シール・値引き・割引シールが貼られた商品を買う時、ちょっとだけ躊躇(ちゅうちょ)している。
それは、知人・友人に見られてはしまわないか、という見栄や世間体である。
でも、買いたい商品に値引き・割引シールが貼られていたら、迷わずそっちを選ぶ(笑)。
深夜のスーパーでシールが貼られるのを待ち伏せすることはないけど、気にせず手に取る。
いつだったか、某ラジオパーソナリティーが自分の目の前で堂々と半額商品を買っていく姿を見てカッコイー!と感じた。
あれから自分は変わった。別にいいじゃん!と。
そうだ!みんなも見栄を捨てろ!世間体を気にするな!買っちゃえばいいのに、半額シール・値引きシールが貼られた商品を!(おっと、仲間を増やそうなんてズルイ考えじゃ・・・)
以前は、「お!この袋、キレイな柄だなー」なんて包装袋を手に持って見ている風を装いながらも、心の中は「どうしよっかなー、半額かー、それほど味に違いはないだろうし、でも知り合いに見られたら恥ずかしいなー、キョロキョロ」なんてキョドりながらも買おうか迷う、を数秒でやっちゃう自分がいた。
でも、味そんな変わらんし。
と沖縄そばと関係ないことを書いてるけど、自宅で食べるならオススメなのが、このオキコ・うるま御膳の沖縄そば(茹で麺)なのだ!(遅っ!って自分でも思う)
安くて美味しいを実現した沖縄そば麺、専門店に行けない時は家でよく食べる。他の一般家庭もそうだと思う、つまり沖縄家庭料理の味なんである。
ちなみに今回は中身汁を一緒に作ることになった。
中身汁あるいは中味汁(なかみじる)は、沖縄県の郷土料理の一つ。
「中身」とは豚の内臓を指す。つまり中身汁はモツの汁物で、特に小腸や胃を具にした吸物である。
具になる内臓の風味はほとんど除かれており、どちらかと言えば鰹節出汁のスープで煮込まれたモツの歯ごたえや食感を楽しむものである。
名物の沖縄そばに中身汁の具を載せた「中身そば」もある。
出典:ウィキペディア「中身汁」https://goo.gl/QP8FSU
「中身汁そば」、好きな沖縄そばランキングであまり上位に入らないけど、個人的にはメッチャ好き。ただ、自分で作るとチョー面倒くさい。
沖縄郷土料理、中味汁そば!豚の内蔵・モツを茹でて湯がいて脂を除いて食べる、そばじょーぐーオススメの一品!
食べた後に気付くんだけど、作る工程の大変さを考えたら専門店に食べに行ったほうが楽チン、なんだけど自分で作ってみる楽しさがあるんだよね。味も美味しいし。
でも、鍋でグツグツ煮える熱湯に鰹節をいれて出汁(だし)をとる作業で、完成したスープが疲れた身体に染み渡るんだよねー。
豚肉を茹でる。何度も何度も繰り返し茹でて脂をこそぎ落とす。絶対に血管の中で詰まらせてやるものかー!ってな感じで、もう一種の戦いのようにグツグツと火にかける。
最近教えてもらった、匂い消しの玉ねぎを投入!どんぶらこ、どんぶらこと鍋の中で揺れる~!
しいたけ、コンニャクなども使ってダシをとる~!(もうココロらへんで心が折れそう、疲れた)
何度も洗って臭みを落としながら脂も落とす~!(止めときゃよかった、店に食べに行ったほうが早いし美味しいはずだ)
しかしもう引き返せない、目の前で出来上がりつつある中身汁・中味汁はグツグツと煮えて芳醇な香りを放ちだしているー!
とりあえず沖縄郷土料理?の中身汁が完成!半日かかった(笑)!いやそれ以上か、ハー疲れた。
しょうが加えて食う!美味い!フツーに美味い!
で、忘れそうになってた(笑)、沖縄そば茹で麺を準備する!なんと、湯がくだけ!数分で食べられる、ありがたや~
即席の中身汁そば完成が間近!
自家製スープを適当・テーゲーに混ぜ合わせて自己流出汁スープが完成!
いただきます!ズーズズズッ!美味え!もう麺とスープだけで美味い、と感じるのはヘトヘトに疲れた身体に染みわたるからなのかもしれない、もう二度と自分で中身汁そばを作ることはないだろう・・・