沖縄地方に寒波が接近?
最低気温10℃!?
最高気温10℃!?
そりゃ寒いわけだ。
これ、鬼餅寒(ムーチービーサー)じゃないか!
大寒波が来たならいつも以上に体を動かして、
汗かくぐらい熱くなればいいんじゃないのか!?
寒い時は体を動かせばいい、ってことで月桃の葉が残っていたのでムーチー作りすることにした。
ムーチー(鬼餅)作りの汗の結晶、月桃エキスを手に入れろ
JUSCO(ジャスコ)で売られてたムーチーを見たら高いことよ!やっぱり自分で作ろう。
ということで来年のムーチー(鬼餅)まで置いとこうと思ってた材料を使い切ろう。
今回は新たに「モギムーチー(鬼餅)」にも挑戦してみる。作って誰も食べなかったら寂しいけど。
萎れてきたから、そろそろ処分しようかと考えていた矢先の大寒波襲来は月桃のお導きなのかもしれない。
俺等を刈り取っといて捨てるなんてこと許さないぞ!全員を使いきれ!と。
よもぎ入りもち粉、出来上がってみると見た目の色は食べ物じゃない。
んー、よもぎ(フーチバー)じゃなくて抹茶ムーチーがよかったかな?
でも作っちまったもんはしょうがないから一応、蒸す。
ああ、また色別の縛るビニール紐を忘れた。黒糖ムーチーが出るか、よもぎムーチーが出るかは運次第。
蒸す!蒸して蒸して蒸しまくる!
材料を捏ねるから生地を寝かせる、月桃の葉に包んで蒸し終わるまでの時間、4時間以上もかかっとるやないか!
この時点で寒波が訪れていることを忘れるぐらい温まった。
沖縄県民のみなさん、寒い日はムーチー作れば暖かくなるよ。
で、ムーチー作り終了後の蒸し器・鍋の底にはドス黒い液体が残ってる。
月桃の葉の蒸留液?木酢液みたいなものか?
香りも月桃(げっとう)・サンニンの良い香り。天然のアロマ香である。これは捨てるのはもったいない。
ムーチー作りは身体が暖まるだけじゃなく、月桃エキスまで手に入れられる一石二鳥のお祭りごとなんではないのか。
ペットボトルに移し替えて虫除け・防虫液・抗菌スプレーまたはアロマ香として使ってみよう。
この独特の匂いは沖縄県民でも好き嫌いが別れるんだけど(嫌いって人は聞いたことほとんどないけど)、多くは癒やし効果があるんじゃないのか。
月桃を使った石鹸、化粧水、お香もあるようだ。刈り取った後からでも1年で再生する生命力のチカラをお借りしよう。
観葉植物の虫除け、生ゴミの匂い消し、などに効いてくれれば嬉しいな。