注文していたCDが届いた。
「今時CDなんて買うかね、珍しい(笑)。ストリーミングやインターネットで聴けるだろうに」
という人もいるかもしれないけど、自分にとっては音楽は曲データだけじゃなくてジャケットもセットで欲しい。
購入したアルバムに入ってる曲はYOUTUBEでも聴けるけど、やっぱり手に持って眺めながら音を聴きたいってことで。
ささ、受け取った茶色い郵便物を持って急いで部屋に戻る。
すぐにビリビリビリ破いてみると、
「ん!?こ、これは・・・」
「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!」
「Nujabes × Shing02「Luv(sic)」完全盤 Hexalogyだ!」
いやー迷ったんだよなあ、ハイスタ18年ぶりのアルバム Hi-standard『THE GIFT』とどっちを買うか。いやどっちも買えよな(笑)と独り言をブツブツ言いながらフィルムを剥がして、
お!?これは手書きの歌詞か!?とブツブツ言いながらさらにめくると、
ジャーン!ハイきたよコレ!って喜んでるけど、ヌジャベスファンからするば、おそ!今さらかよ、と言われるかもしれない(汗)。2015年に発売されてたんだから。
nujabesのCDっていつも思うんだけど絵と曲がイメージピッタリ、再生する前から頭の中でメロディが奏でられるような気がしてくる。
最近は音楽もYOUTUBEで聴くようになって、あまりCDなんて買わなくなったけど、それでも手元に置いておきたい一曲がある場合は購入する。
そんなお気に入りの曲を手元に置いときたくて買ったわけなんだが、それが、Luv(sic) part 4。
Nujabes feat Shing02 – Luv(sic) part 4 + Lyrics
たまらん!
日本語歌詞:https://www.e22.com/shing02/lyrics/lx_lv4_j.htm
エミ・マイヤーと共演した曲ってないのかな。
Shing02 – Luv(sic) pt 4 with special guest Emi Meyers
自分がヌジャベスにハマったのは、今から10年以上も前のことで、那覇市開南バス停の近くにあった火の玉ホールってクラブで教えてもらったのがキッカケなんだよな。
職場のHIPHOPなんか知らない同僚がリピート再生をリクエストするほどの魅力を秘めたヌジャベス
もともとヒップホップなんて全く知らない聴かなかったのに、なぜヌジャベスにハマったのか。
20代前半の頃に那覇市内のクラブに毎週通っていた時期があった。主にシエロだったか。
パラパラが全盛期、そしてケツメイシなどレゲエブーム?が訪れ、しばらくしてメロコア?GREEN DAY、Hi-STANDARDがメチャ流行った頃だったか。
DJにバスケットケースやMy First Kiss(はじめてのチュウ)をリクエストして飛び跳ねて踊ったり、ナンパなんてせず踊ること目的で通っていたりしたんだけど、だんだん飽きてきた。
そんな時に発見したのが火の玉ホールだった。
ある日のクラブ帰りの早朝、開南バス停でバスを待ってたら地下からゾロゾロ出てきて朝帰りする人たちがいた。酔ってたからハッキリ覚えてないけど(笑)。
その中に職場の先輩がいて、話してみると火の玉ホールの常連だったので誘ってもらった。ナンパ目的の男が多かった他のクラブとは違った熱気・雰囲気の空間だった。
今でも覚えてるけどDJ shadow Organ Donorがかけられた時の盛り上がり方がハンパなくて全身が震えた。
友だちを誘って何度か行ってみたんだけど、客の大半が業界関係者っぽいような人たちが多く(ような気がした)、次第に友だちは誘っても断るようになり一人で行くようになった。そんな頻繁ではなかったけど。
後に火の玉ホールは新都心に移転するんだけど開南時代の雰囲気が好きだった自分は足が遠のいて行かなくなった。
火の玉ホール ドキュメンタリー映画 Documentary Film
※この動画では著作権で保護された音声トラックが使用されていました。著作権者からの申し立てにより、音声トラックはミュート状態となっています。
ヒップホップは全然知らないけど火の玉ホールの盛り上がり方はヤバイっすね!なんて先輩に話すと、「じゃあこんなのあるから聴いてみ」と貸してもらったCDがハイドアウトプロダクション ファーストコレクションだった。
Nujabes – Hydeout Productions (1st Collection) [Full album]
どの曲も心地よくて、HIPHOP初心者の自分でさえハマった。特に最後のLUV (SIC) pt2。Shing02を知った、聴いたのも初めてだった。
聴くたびにクセになるような感覚、繰り返し繰り返し流してたらそれみてた先輩が喜んであげるって言ってもらった。
このCD凄えな、って感じたのは、当時の職場は自由に音楽をかけることができたんだけど、HIPHOPなんか聴かない同僚が「ねえ、さっき流してたCDもっかい聴きたい」って言ってきた時。なんか自分も嬉しくなった。
それからはCDなんて買わなかったのが、OPAのタワーレコードに通ってジャケ買いするようになり、WENOD RECORDSって店で注文して買うようにもなった。パソコン持ってなかったから職場でCDや値段を調べて、手書きでFAXで注文してた(笑)
そんなハマってた時に耳に入ってきたのがShing02が沖縄にやって来る!っていう情報だった。
[告知]Emi Meyer&Shing02のフリーライブ
https://santeria.ti-da.net/e3030510.html
知り合いが一人もいないっていう完全アウェイ?な空間だったけど超楽しかった。
当日のライブを撮影した様子
https://santeria.ti-da.net/e3036426.html
写真には写ってないけど、優先入場チケット当日入場を狙って並んで待つ列に自分もいた(笑)。
もしヌジャベスがいたなら一緒に沖縄に来てたかな。
Luv sic pt4 (Live) / Shing02 & Emi Meyer 2010 9/20 at Cafe santeria Okinawa Japan
ヌジャベスを教えてくれた先輩からもらったミックステープのCD、1000回は聴いたんだけど失くしてしまった。
NUJABES – Ristorante Mixtape – Side A
【Nujabesの幻のミックステープ!】 Nujabes – Ristorante Mixtape
https://1overf-noise.com/nujabes/ristorante-mixtape/
NUJABESについては下のブログで勉強した(笑)。
[1/f揺らぎ]カテゴリー別アーカイブ: NUJABES
https://1overf-noise.com/nujabes/
クラブで爆音、よりも家で沖縄民謡を聴きながらゴーヤーチャンプルーを食べてまったり泡盛を飲むほうが落ち着くような歳になったけど、ヌジャベスなら大丈夫だ。
【送料無料】 Nujabes / Shing02 / Luv(Sic) Hexa…
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【Nujabesのビートに乗せて、Shing02が「音楽の女神に宛てて」書いた手紙「Luv(sic)=ラブシック」】
12年の月日をかけて完成した六部作(ヘクサロジー)の完全盤がここに。
2000年に初めてコラボレーションして生まれた処女作の「Luv(sic)」の発表から15年が経っても尚、世代を超えて世界中の反響を呼んでいる不朽のシリーズ。
発売当時はアナログのみでも話題だったPart1とPart2、シリーズ最後となったアナログ用にボーカルを取り直したPart3。
2010年にNujabesが急逝、Part4からGrand Finaleまでの後半の三部作は新たな「出会い」から「別れ」を経て「再会」する物語が描かれることが決まっていた。
ブックレットにはShing02本人が、 各曲が生み出される背景を振り返るライナーノーツを書き下ろしている。
レーベルにより厳選された各パートのオフィシャル・リミックス、そしてDics 2にはインストを収録。先日アナログをリリースしたばかりの幻の名曲「Perfect Circle」もボーナストラックとしてCD化される。
アートワークはSYUによるLuv(sic) Part2のジャケット原画を新たに取り込み、自然の色彩を再現し、題字は富岡不撓の作。[Track List] ※2CD Disc 1:
1.Luv(sic)
2.Luv(sic) Part 2
3.Luv(sic) Part 3
4.Luv(sic) Part 4
5.Luv(sic) Part 5
6.Luv(sic) Grand Finale
7.Luv(sic) 12″ Remix
8.Luv(sic) Part 2 Acoustica
9.Luv(sic) Part 3 Ta-ku Remix
10.Luv(sic) Part 4 LASTorder Remix
11.Luv(sic) Part 5 Jumpster Remix
12.Luv(sic) Part 6 Uyama Hiroto Remix
13.Perfect CircleDisc 2:
Instrumentalsamazon商品ページ https://goo.gl/RwLFXr