大晦日から正月にかけて毎食”中味汁”を食べた。
美味しい、とても美味しいよ。
けど、正直言って飽きてくる(笑)。
食べられることが有り難いことだから愚痴るとバチが当たりそうなんだけど、こればっかりはしょうがない。
食べ続けているとアゴが疲れてくる。
そうしたら、案の定・・・

出汁スープが減って具材のモツが余った中味汁
スープだけ飲み干され、具が残った(笑)。

かつおぶし(削り節)で出汁を取る
仕方なくかつお節で出汁をとり、
復活させてやった(笑)!

カツオ出汁スープを加えて復活した中味汁
でも、味は変わらないわけだから箸が進まない(汗)。
沖縄県には似たような状況のウチナンチュがどれだけいるか分からないが、3分の1ぐらいはやってるんじゃないだろうか、この裏技を!
そうめん投入!

沖縄県民にはお馴染みの食材である手延素麺(そうめん)
手延素麺、白髪素麺、なんでもいいが、ソーメンと中味汁の相性、メチャクチャ良いのだ!
※沖縄家庭料理の一般メニューであるソーメンチャンプルーを作る家なら常備してる。

中味汁と手延素麺(ソーメン)の相性は抜群!
ウチではみそ汁に入れたりもするんだが、中味汁にも合うわけさ!

沖縄家庭料理の中味汁に手延素麺(そうめん)を加えると絶品である
逆に、具がなくなって出汁スープが残った場合も大丈夫。
![[マルトモ]かつおかれぶし削り節(破片)](https://lequio-oki.net/wp-content/uploads/2018/01/okiawa-yakisoba-8-1024x752.jpg)
[マルトモ]かつおかれぶし削り節(破片)
削り節も常備してる家庭が多いだろう。
ご飯の上にかけて、

白いご飯の上に好みの量の削り節をのせる
中味汁の出汁スープを注ぐ。

中味汁をかければ、中味汁ねこまんま完成!
ウチナー風ねこまんま完成(笑)!
お茶漬けのようにズズズーッとかきこむ!
前回の記事で紹興酒を使ってラフテーを作ったが、それと合わせても良い。
すぐには食べずに冷蔵庫で一晩置くと、脂身(ラード)が固まるから取り除いで温めて食べてもいいね。

紹興酒で作ったラフテー(豚の角煮)
「オイ!沖縄そば麺で焼きそば、まだか(怒)?」
とそろそろページを閉じられそうなので本題に入るとするか(笑)。
あ、あと、行事やイベントで人が集まると持ち寄られることがあるヤギ肉・ヤギ刺し(山羊の刺し身)、これも使う。

ウチナンチュ垂涎のヤギ刺し(山羊の刺し身)
とにかくね、食っちゃ寝の連休だったってことだ(笑)。
県内のイベント・お祭りの”屋台焼きそば”は絶対にモチモチ食感の沖縄そば麺を使うべき!
中味汁に沖縄そば麺を投入して”中味汁そば”として食べたんだけど、
今度は中味汁を食べ尽くして沖縄そば麺が残ったからさあどうしよう(笑)
「でも大丈夫\(^o^)/!」
※ナンクルナイサとも言える!?
そんな時はまず野菜炒め・チャンプルーを作るわけさあ、

沖縄家庭料理の定番”野菜チャンプルー”
冷蔵庫の中のあまった食材を放り込んで火にかけて(やぎ肉、ラフテー、中味汁の具材を加えてもよし)、

野菜チャンプルーに沖縄そば麺を投入する
沖縄そば麺を投入!さあ焼きそばソースを・・・しかし!ここで新たな問題発生!ソース切らしてる(笑)!でも大丈夫!あ、ナンクルナイサ!

焼きそばソースを切らしていたのでケチャップで味付けする
ケチャップで代用さあ!
え?「ケチャップもない!」だって?
なら買ってきなさい(笑)!

かき混ぜたら沖縄風やきそば完成!
沖縄風”焼きそば”完成!

ウチナンチュ特製の沖縄版やきそば完成!
一般的な焼きそばの麺を沖縄そば麺に代えるだけで食感が全然違う!
※今回はラフテー、ヤギ肉を使用してるから沖縄臭プンプンなのでウチナンチュでも好き嫌いが分かれるはず

ウチナンチュ特製の沖縄版やきそば完成!
コシのあるモチモチ食感の沖縄そば麺、ラフテー(の紹興酒風味)、ヤギ特有の臭みが絡み合ってザ・沖縄!な焼きそば(笑)!
沖縄そばの麺が残ったり余ったらぜひ作ってみて欲しいレシピである。