久しぶりに沖縄そば屋さん巡りはなんと、唐人そば!※(とうじんそば)
伝説の沖縄そば?
幻の麺料理?
世界の七不思議に追加されて八不思議になるのも時間の問題かと思われていた(ウソ)、沖縄そば誕生の秘密が遂に明かされる!?
・・・と煽っといて炎上スレスレを狙う今回の食レポなんだが、唐人そば以外に届けたいこともあるのだ。※とある3つの事件が発生した。
1日でこれだけの事件に遭遇することが不運なのか幸運なのか自分にはわからないので、その判断は読者に任せることにしよう。
まず始めに、下の記事を読んで欲しい↓。
沖縄そば発展継承の会「「唐人そば」琉球新報記事」
からじんそば?
とーじんそば?
と読み方に迷ったが、正しくは「とうじんそば」のようだ。
で、その”唐人そば”とはなんぞや?という疑問の解説には↓を読んで欲しい。
再現 沖縄そばのルーツ「唐人そば」 https://t.co/YlYmmO3T1s #Qプラス
— QAB琉球朝日放送Qプラス (@QAB_QPlus) 2018年5月29日
沖縄そば発展継承の会「「唐人そば」琉球新報記事」
https://soba-okinawa.net/hatten-keisho/2582/
唐人そば提供店舗
○みよ家(嘉手納町嘉手納463-13)
○すば処月桃(那覇市寄宮3-10-1 JAおきなわ真和志支店1F)
○すばかふぇゆったりあけもどろ(那覇市天久2-28-28)
○下地そば(那覇市真地41番地)
○大笑うふわらい(那覇市壺屋1-1-1 開南太平通り)
○民芸食堂(与那原町字与那原433)
○うちなぁ家(那覇市泊3-12-14)
○おかあさん(糸満市座波1806-2)
○まーさむん家 麵そーれ(糸満市潮平590-4)
沖縄そば誕生秘話みたいで、なんかロマンがあるよね。現代に蘇った幻・伝説の麺料理!って感じかな。その唐人そばが6月1日から、沖縄県内9店舗で食べることができると聞いて早速行ってきたわけだ。
※いつものように到着するまでに長いけど付き合ってくれ(汗)。
(外国人)観光客が行列を作る店と作らない店の違いは宣伝方法?それとも純粋に料理の味なのか?
向かったのは那覇市壷屋の『そば処 大笑い(うふわらい)』。
沖縄モノレール(ゆいレール)に乗って美栄橋駅に降り立ち、営業開始時間ぴったりに到着すりょうにレッツゴー!と、店へ歩いていた途中、あの店の前にまたもや行列ができていた。というわけで、いきなり寄り道(笑)。
那覇市牧志(沖映通り)のラーメン暖暮店だ。気になって近くへ行って観察していると、話している言葉が中国語、韓国語がほとんど。いや全員か。
どうしてラーメン屋さんで行列ができているのか理由が知りたいのだが、どちらの言葉も話せないので無理(笑)。宣伝が上手なのか、単に味が美味しくてSNSで広まっているからなのか。
と、ここで1つ目の事件が起きた。
行列を後にしたすぐ後、沖映通り沿いの飲食店前に置かれた謎のガチャガチャを発見(笑)。
男のガチャ?女のガチャ?両方ともに大人、と記されていて、しかも値段が100円から200円に訂正され値上げしてるし(笑)!メチャクチャ気になり立ち止まってカプセルの中を覗き込んでいると、店の中の客がそんな自分をジッと見つめていたので気まずくなった(笑)。
ガチャガチャを設置した店主よ、これこそ外国語表記をするべきじゃないのか?でもなあ、期待ハズレの商品が出てきた時、叩かれたり蹴られたり?どんな仕返しが来るか怖くてできないのかもしれないが。
ポークたまごおにぎり店に行列?隣の店にも売られてるのになぜ買わない?食べない?店主よ、今すぐペンと紙を!
アーケード街へ入り突き進む。グーグルマップで道案内を示そうと思ったが、通りの名前が表示されないので「まっちの街歩き」さんが制作した非常に分かりやすい地図が参考にしてくれ。
▼国際通り・牧志・開南のイラスト商店街マップ▼
※クリックするとイラストマップが開く。手の込んだイラストがシンプルで分かりやすいね。
と、ここで2つ目の・・・いや、別に事件じゃないか。路地に行列ができていたので気になって再び寄り道してみると、
ここでも近くで観察していると、まただよ、会話は中国語と韓国語がほとんどだった。どれどれ、みんなの目的は何なのだ?と先頭を追っていくと、
ポークたまごおにぎり本店!
自分たちウチナンチュ(沖縄県民)には馴染み深いと言うか、おやつ代わりにしていた食べ物。受験勉強の夜食、朝寝坊した時の弁当代わり、それが今では沖縄から世界へはばたく目玉料理に!?と驚いていたら、さらに衝撃の光景がぁぁ!
隣の店にもポークたまごおにぎり売ってるじゃん!
オバちゃん!いやオジちゃん!どっちでもいいけどさ、ちゃんと中国語、韓国語で宣伝しないとダメだよ、ウチにもポークたまごおにぎり売ってるよ!って。
カメラを持つ手が震えるほどの衝撃で足がガクガクしたがなんとか持ちこたえて先へ進もう。
と、すぐに新たな衝撃がぁぁ!
もらって FREE!?
い、いらねー・・・ と口には出さずに一応ね、物色。他人のゴミは宝ということもあるだろうからね、どれどれ・・・な、なにこれ!?
い、意味分からん!
この謎の物体に心を奪われた自分は、十数秒は立ち尽くしていただろう。我にかえって時計を見た時、11時まであと5分!ヤバイ!最初に唐人そばを食べたいのに、きっと行列ができているだろう、急げー!!!
さあ、まだ辿り着かないことにイライラし始めた人もいるだろうが、あと少しの辛抱だ(笑)。
無事にお店に到着!ところがしかし、思わぬ事態が発生?頭のテッペンを覗き見られる鏡に遭遇!
やっとだよ、唐人そばが食べられる沖縄そば屋さんのひとつ、そば処 大笑い(うふわらい)のある太平通り入り口に到着!ブログ用に写真を撮っとかないとな、と入り口周辺も一緒に撮影しようと後退りした時、事件が起きた。
※通行人にぶつかった、陳列されていた商品を倒した、というありきたいな事件ではない。
これが2つ目の事件だ。
後ろを警戒して振り返った時、目に飛び込んできたのが
ウオォォー!な、なんじゃこりゃー!
あ、あ、あたまのテッペンが見える鏡ぃぃぃ!?月の裏側よりも不可能だと思われていた、自分の頭のテッペンが見えちゃう、超ド級の便利グッズが、なんとアーケード街でぇぇぇ!!!
告白しよう。沖縄そば関係者、今回の唐人そば復活に尽力した方々には失礼だが、正直、あたまのテッペンが見える鏡を見た時、唐人そばのことを忘れてしまっていた。唐人そばの味を知りたい、食べたいという欲求、食欲よりも、自分のあたまのテッペンがどうなっているのか、という好奇心に負けた。
というのも、私の記憶が確かならば(古いぃ!)自身の頭頂部をが未だかつて見たことがなかったからで、もし今この機会を逃せば、あたまのテッペンを見ることなく人生を終えるのだろうという寂しさというか、しかしもしも!自分が思っていた以上に髪の毛が薄くて頭皮が丸見えになってしまっていたらという恐怖もあり、立ちすくんで動けなくなってしまった。
ちなみに帰宅してあたまのテッペンが見える鏡の正体を調べてみたところ、正式名称を立体三面鏡(頭頂部がバッチリ見えます)というらしいが↓コレな、
「立体三面鏡」なんて名前より、絶対に「あたまのテッペンが見える鏡」のほうが売れるだろうな、と余計なお世話(笑)。
あれ?目的はなんだったっけ・・・
唐人そば、そうそう、危うく引き返して帰るところだった(汗)。いや、実は営業開始時間の11時ピッタリに到着するように計算しての寄り道なのだ、フッフッフ。では、お待ちかねの、唐人そばー、、、ば、バカな、、、
ウオォォー!な、なんじゃこりゃー!
テレビの撮影中ー(笑)!この写真の撮影時、先を越された悔しさとテレビで放送される嬉しさで変な顔になってたはず。
どこかで見たことあるような顔のイケメンと美女が美味しそうに唐人そばを食べている姿を窓越しに見ていたら目が合って後ずさり(笑)。
しょうがない、時間を潰そうと周辺をぶらぶら散策。はー、、、やっと到着したと思ったのにまさかの焦らしにページを閉じる人が続出してるだろうが、事実なんだから付き合ってくれ(笑)。
のうれんプラザ、へは信号を渡るのが面倒臭くて外観の写真を撮って引き返す。
別の道を歩いていると、店の裏側の狭い路地に入り込んでしまった。と、改めて店を覗いてみると、あ、ちょうど撮影が終わったタイミングらしい。
それでは、本当に本当の食レポ、スタート(笑)!
店内はテーブル席、カウンター席。
店名の読み方は「うふわらい」。
通り沿いにもカウンター席があって、黒板にはオススメが記載されていた。
今回の目的の唐人そば!
110年ぶり再現!
沖縄そばの原点唐人そばとは…?
1902年(明治35年)沖縄県初の「支那そば屋」とされる観海楼(かんかいろう)が開業。
経営者は宮崎県出身の福永義一という人物であった。
店を任されたのは大阪の支那料理屋から招聘(しょうへい)された辮髪(※べんぱつ)の清国人(しんこくじん)で、『唐人そば』という通称で人気を博す。
黒いスープ(醤油味)であったと伝えられている。
1902年(明治35年)4月の新聞の広告に
「那覇市警察署下りに『支那そばや』開業」という記事が確認されている。大和の商人が「清国ヨリ料理人ヲ招キ」とある。これが資料として確認される沖縄で最も古い「支那そば屋」である。」
の記述がある。
※辮髪(べんぱつ)とは、中国映画で見たことがあるだろうか、「男の髪の周囲をそり、中央の髪を編んで後ろに長く垂らしたもの。」
沖縄そば以外の料理もある。カレーもオススメらしい。
のぼり旗の唐人そばがユラユラ揺れる様子を店内から撮影。
注文した料理は
- 唐人そば(500円)
- じゅーしー(150円)
※そばメニューにプラス100円でジューシーを付けることが可能。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
これが唐人そば!
他の店舗を訪れて食べた方々のブログ記事などを見てみると、載せる具材に少し違いがあるようだが、基本的な味(麺やスープ)は一緒なのだろう。
では、いただきます!
味は、初めて食べた味で、ウンウン、美味しい!初体験なので「ほほう、これが唐人そば、という食べ物なんだな」ってなると思う。
醤油ベースの沖縄そば、プリプリした食感の麺と、醤油味ベースのスープで美味い!110年前の人たちも食べていた味が今、口の中で蘇っているのだ!
薬味のネギ、しょうがを加えて食べ、コーレーグース、七味唐辛子で変化を加え、100年前に思いを馳せるながら食べ進める。
沖縄風の炊き込みご飯”じゅーしー”も安定の美味しさ!
沖縄そば好きは絶対に一度は食べて欲しい、唐人そば!ごちそうさまでした!食べ始めるまでが長かったのにアッサリとした食レポだね、と書き終えて自分でも思った(笑)。
撮影が終わるまでと、食べ終わってから周辺を散策しながら通行人も観察していたんだが、店の前を多くの(外国人)観光客が通り過ぎていった。素通り。唐人そばに興味を示す示さない以前に、外国語表記を盛り込まないと存在を知ってもらえないのかな、と思ったね。あの行列を沖縄そば屋さんにも欲しいね。
店名 | そば処 大笑い(うふわらい) |
電話 | 098-863-7839 |
住所 | 沖縄県那覇市壺屋1-1-1 (開南太平通り) |
営業時間 |
11:00~18:00 |
定休日 |
日曜日(不定休) |
駐車場 | 近隣にコインパーキングあり |
ホームページ | https://soba-okinawa.net/shop/ufuwarai/ |
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