
居酒屋のメニュー”たこわさ”って凄い!
ある日の夜、
「”たこわさ”って、完成された最終形態のおつまみだったのか・・・」
とつぶやいた。
タコのお刺身と、わさび(とその他の調味料)の相性って究極の組み合わせだったんだなって気付かされた。
世の中で一番最初にタコとワサビを混ぜて食べた人って誰なんだろう、会って直接「ありがとう」と言いたい。(実際に居たら心の中で言うんだろうけど)
なぜ、こんなにも”たこさわ”に感動しているのかというと、先日、立ち寄ったスーパーの鮮魚店で見かけて購入したボイル済みのタコなんだけどさ、

スーパーの鮮魚コーナーで購入したボイル済みのタコ
久しぶりにタコ食べたいなあ~と思って買ったのに、
「あ、そういえば粉わさび・・・切れてた・・・」
と思い出した。
普通にお刺身として食べてもいいけど、晩酌のおつまみにするなら鮮魚店直伝の”タコワサ”だよなあ~と思って作り始めようとした時に気付いた。
覚えてたらタコと一緒に買ってたんだけど、また戻るのも面倒臭いなあ、どうしよう(汗)・・・。
冷蔵庫の中に残ってる(余ってる?)のは

チューブ入りの「からし」、「生にんにく」
チューブ入りの「からし」と「生にんにく」・・・。
からしは納豆を食べる時に使うのでそれなりに減ってるけど、にんにくは買ってからほとんど使っていない(汗)。
しょうがない、またスーパーに行って買ってく・・・ん?んん?待てよ、わさびの代わりにならないか?・・・
つまり、”たこわさ”じゃなくて、”たこからし”、”たこにんにく”、でも意外と美味しいんじゃないか?
というわけで、食べてみた。
やっぱりタコと一番相性の良い組み合わせは、ワサビだ!

牛乳パックまな板の上でタコを一口サイズに切り分ける
タコは牛乳パックまな板の上で一口サイズに切り分け、

からし、ピーナツバターを加えて混ぜ合わせる
ビニール袋に入れて、からし・ピーナツバターを加えて混ぜ合わせる。ちょこっとだけ味噌も加えた。もうひとつは生にんにくのみ。

左が生にんにく和えタコ、右がからし和えタコ
一晩置いて味を染み込ませた(かも)。
では、実食!

生にんにく和えタコ
生にんにく和えタコ、ニンニクの香りがプンプン漂うタコ、いただきます!

生にんにく和えタコ
モグモグモグ・・・。
うん、予想を下回る味(笑)。
どちらもお互いを引き立たせない、膠着状態の味になっている。
不味くはないが、旨くもない、もう二度と作らないであろう味になっている。
これではタコ、ニンニク両者に対して失礼なことをしてしまったかもしれない。
でも、残さずに完食。
お次は、期待大!?のタコからし。

からし和えタコ(ピーナツバター・味噌)
たこわさ、の”わさ”を”からし”に置き換えただけ。
もしかしたら、たこわさを超える味が誕生してしまうんじゃないかとワクワクドキドキしながら口へ運んだ。

からし和えタコ(ピーナツバター・味噌)
モグモグモグ・・・!?
こ、これは・・・
・・・またもや予想を下回る味(笑)。
なんということだろう、からしの良さが消えてしまっている。しかもピーナツバターの足も引っ張っているような気がする。なんていうか、良くも悪くもないが、「それならやるなよ」って感じの味になってしまった。
さあ、食べ終えて分かったことがある。
最初にタコとわさびを組み合わせた人、天才(笑)?
”たこわさ”に挑戦したことで、改めて”たこわさ”の偉大さに気付かされた。
B’zの稲葉さんの相棒は松本さんであるように、ダウンタウン松ちゃんの相方は浜ちゃんで、ラーメンと餃子、焼き鳥にビール、ワインにチーズ、のようにお互いを最大限に引き立て合う組み合わせがタコとワサビなのだ!
↑薄っぺらい例えでゴメンナサイm(_ _)m
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